しゃち
Shachi
ブログに訪問いただきありがとうございます。
1人で過ごすのが大好き、30代の女性です。園芸歴はいつの間にか20年越え。
だけど、ゆるゆるな感じで日々植物を眺めています。
このブログでは経験をもとに、植物栽培を始めたいという方の力になりたいと書いています。
しゃち
Shachi
ブログに訪問いただきありがとうございます。
1人で過ごすのが大好き、30代の女性です。園芸歴はいつの間にか20年越え。
だけど、ゆるゆるな感じで日々植物を眺めています。
このブログでは経験をもとに、植物栽培を始めたいという方の力になりたいと書いています。
本記事のリンクには広告がふくまれています。
この記事は、 こんな方に向けて書いています
しゃち Shachi
▼1人でのんびり過ごすのが好きな30代女性
▼好奇心旺盛で色々挑戦する中、栽培歴が20年を超えているという事実が発覚。
日々ゆるゆると植物を育てている経験をもとに、みどりがある暮らしを楽しむアイディアをお伝えしています。
しゃち Shachi
▼1人でのんびり過ごすのが好きな30代女性
▼好奇心旺盛で色々挑戦する中、栽培歴が20年を超えているという事実が発覚。
日々ゆるゆると植物を育てている経験をもとに、みどりがある暮らしを楽しむアイディアをお伝えしています。
しゃちです。ブログにご訪問いただきありがとうございます。
以前、ハオルチアについて紹介する記事を書きました。
そもそもハオルチアってどんな植物?
今回は、ハオルチアの育て方についてご紹介したいと思います!
この記事は一般的な育て方を元にしつつ、私の経験から気づいたことも合わせて書いています。
※筆者は雪がほぼ降らない関西圏で栽培しています。
※軟葉系ハオルチアも硬葉系ハオルチアも同じように育てています。
他のハオルチアに関する情報はこちらから確認できます。
ハオルチアは1年を通してどのように管理すればいいのでしょうか。
一般的な栽培カレンダーを作成しました。
水やりをするときは、水がしっかり鉢の底から抜けるまでたっぷりあげましょう。
中途半端に水を上げてしまうと、水が出口までたどり着けず、ずっと土にとどまります。
そして、過湿となり根が腐ってしまう原因になってしまうのです。
ちなみにお水は水道水で問題ないですよ。
春~初夏と秋はハオルチアにとって最高の季節です。
成長期に当たるので、どんどん大きくなろうと頑張ります。
そのため、水やりも土がしっかり乾いたら定期的に与えましょう。
でも、土がしっかり乾いたかどうかなんてわからないよ…。
そんな時のために目安を書いておきますね。
ハオルチアは多肉植物ですので、多少水やりが遅れてもほぼ枯れません。
湿っている内にさらに水をあげてしまう方が根腐れを起こす原因になるため、ハオルチアにとっては死活問題です。
根腐れ
…土の中が常にじめじめしているせいで根が傷んで腐ってしまっている状態
そのため、土の表面が乾いたからすぐにあげるのではなく、
まだ中は湿っているかもしれない…!
という考えで数日経ってから与えると失敗する確率が下がるはずです。
また、もう一つのわかりやすい目安が、葉の状態です。
ハオルチアは葉に水分をため込むため、水が不足してくると葉の水分が抜けてしぼんできます。
しかし、多少葉がしぼんでも水をあげればちゃんと戻ります。
この性質を利用して、水やりをするのもおすすめです。
ちなみに私は、植物が欲しそうだなーと思ったら水をあげています。
つまり勘です笑
長く育てていると、なんとなく感覚がわかってきます。
それまでは、上記の目安を参考にしてみてくださいね。
夏はハオルチアが休眠する時期になります。
休眠
…適さない時期を乗り切るために、成長をストップすること。
そのため、水やりは2週間に一度まで減らします。
休眠中は水を吸うスピードも遅くなるので、春・秋と同じ頻度であげていると、根腐れを起こしてしまうからです。
水やりを減らすと葉がしぼんで心配になるかもしれませんが、秋になって水やりの回数が増えればちゃんと復活しますのでご安心を!
冬も夏と同じく休眠するので、水やりを控えます。
また、ハオルチアは5度以下になると寒さで枯れる可能性も出てきます。
そのため、カレンダーでは12-2月は凍ってしまう危険性も考慮して月に一度水やりとしています。
水やりをするときは、なるべく気温が上がる日、そして晴れの日を狙うといいでしょう。
もし寒波が来たり大雨の日にあげてしまうとなかなか土が乾かなかったり、根が凍ってしまう可能性もあるからです。
ただ、毎年気温や状況は変化します。
あげる回数は植物の状態を見ながら決めるといいでしょう。
慣れない内は、水をあげ過ぎるよりは少ない方が失敗する可能性は低いよ!
ハオルチアの花期は春~初夏になります。
お花はこんな感じです。
わぁー!小さくてかわいいね!
蕾が上がるということは元気に育っている証拠。
うまく育てられているということなので、自信を持ちましょう!
見ていて楽しいお花。
では、開花することのメリットとデメリットはあるのでしょうか。
メリット | 花を長期間楽しむことができる。 品種交配を行うことができる。 |
---|---|
デメリット | 開花にエネルギーを使って調子を崩す可能性がある。 |
1つ目は、花を楽しむことができます。
ハオルチアは、お花が一気に咲くわけでは無いので、長く鑑賞できますよ。
2つ目は、品種交配をできることがメリットです。
もし2品種持っていて、同時に開花すれば、交配してオリジナル苗を作ることができます。
そういった楽しみもお花にはありますので、鑑賞したり新しいハオルチアを生み出したいなら蕾をそのまま咲かせましょう。
花が全て咲き終わると、花茎が残り、やがてその部分だけ枯れていきます。
カラカラになるまで放置してから引っ張るときれいに抜けます。
開花は、植物にとってとてもエネルギーを使う行為です。
自分の成長よりも子孫を残すことを優先するためです。
ですが、このデメリットはあまり心配する必要はないと思います。
私が今まで育ててきた中で、花を咲かせたせいで株が弱ったり、枯れたりということは全くありませんでした。
よほど弱い品種でない限りはあまり気にしないで大丈夫でしょう。
ただし以下の時は花茎を切ることをおすすめします。
植え替えは、ハオルチアに多少なりともダメージを与えてしまいます。
そのため、もし植え替え予定の苗に蕾がついていたら、かわいそうですがカットして体力を温存させてあげましょう。
一度蕾が上がったということは、環境が合っているのでまたついてくれますよ!
また、ハオルチアがまだ小さい時も、体力があまりないのでまずは大きくすることを優先してくださいね。
植え付け・植え替えは生育期に入る前の3月-5月か9月-10月の間に行います。
また、植え替えをしてから次に植え替えるまでの目安はだいたい1~3年に1度と考えるのがいいでしょう。
ハオルチアは成長がとてもゆっくりなので、なかなか大きくならないからです。
私の場合、3年経過後に植え替えるか、鉢いっぱいに葉が広がってもう成長出来ない状態なら植え替えを行っています。
ポットぎりぎりまで成長して余裕が無いハオルチア
株分けの時期も、植え付け・植え替えと同じ時期になります。
そのため、株分けを済ませてから植え付け・植え替えをすればスムーズに作業を行うことができるでしょう。
置き場所は基本ベランダや庭など外で管理すると、空気の流れもよく、日照問題も解決しやすいでしょう。
部屋の中でも、日光が入る場所なら育てることができます。
私は昔すりガラスの窓越しに部屋の中で栽培していたことがあります。
こんな感じの窓です。
ただし、風が無いので植物が病気にかからないように注意しましょう。
また、1年を通して暖かい場所に置くことになるため、水やりは季節問わず定期的にあげるようにします。
ハオルチアは光量を多く必要としない植物ですが、春と秋は生育期です。
そのため、私は基本以下のような環境で栽培しています。
午前 | 日がしっかり当たる場所 |
---|---|
午後 | 明るい日陰 |
日がしっかり当たる場所
…ここでは、日光が直接当たって影がしっかりできるような場所としています。
日がしっかり当たっているハオルチア
明るい日陰
…ここでは、日が直接当たらず影がほぼできないような場所としています。
(植物がきれいに撮影できるような場所)
明るい日陰にいるハオルチア
ハオルチアを直射日光に当てすぎると色がきれいに出なかったり、最悪葉焼けする可能性があります。
葉焼け
…強い光を受けることで葉が焼けて、茶色や黒色に変色してしまう障害
そのため、1日中ガンガンに日が当たる場所には置かないようにしましょう。
実家にあるハオルチアのお話
実家にある100円ショップで購入したハオルチア(おそらくシンビフォルミス系とオブツーサ系)は、年中直射日光を浴びていますが、元気に育っています。
しかし、色は鮮やかな緑ではなく、褪せた黄緑色という感じです。
色を気にしなければ、丈夫な品種に関しては常時直射日光でも問題なさそうですね。
夏も初夏は春・秋と同じような管理で大丈夫でしょう。
しかし、問題は真夏です。
真夏に春・秋と同じように日当たりのいい所に置いておくと、高温と光が強すぎてダメージを受け、葉焼けしたり、調子を崩します。
そのため、私は真夏の間はずっと明るい日陰に置いています。
夏は休眠しています。成長はほぼしないので、今まで明るい日陰に置いておいても特に問題はありませんでした。
特に斑入り品種は色素が薄い部分が多く、ダメージが大きくなりやすいので早めに移動することをおすすめします。
ハオルチアは、5度を切らなければ外で管理できます。
逆に言うと、5度以下は枯れる可能性が高まります。
そのため、寒くなる時は室内に取り込むようにしましょう。
例としては以下のような時です。
私は過去取り込まなかったことで、お気に入りの子を枯らしてしまったことがあります…。
悲しい教訓だね…。
もし部屋で管理ができるなら、冬の間は室内に置いておくのも一つの手です。
その際、部屋暖かいと成長してしまうので、光合成できるように必ず日当たりのいい場所に置いてあげましょう。
肥料ですが、私は特に与えていません。
ハオルチアはあまり養分を必要としないので、与えなくても問題なく成長します。
その代わり、植え付ける土を配合するとき、使用する培養土に元肥(もとごえ)が入っているものを選んでいます。
元肥
…植物を植え付ける際などに、事前に与えたり土に混ぜておく肥料のこと
植物ってみんな沢山肥料上げないといけないのかなって思っていた。
ハオルチアに関しては、この方法で今のところ問題なく成長しています。お花も咲きますし、子株もできています。
逆に良かれと思ってあげ過ぎると、成長スピードが速くなって形が崩れたり、養分過多で調子を崩すこともあります。
ちょっと厳しめに育てたほうがきれいに育ちますよ。
人も甘やかしてたくさんご飯を食べさせると、太ったり病気になってしまうのと同じ感覚だと思います。
ただ、品種によっては本当に成長が遅い子もいるから、様子を見ながら少しずつ追肥をするのもいいかも。
今回は私のやり方を交えつつ、ハオルチアの栽培方法についてご紹介しました。
ハオルチアは一般的にイメージする植物とかなり異なる姿をしていますが、意外と育てやすいです。
また、ご自身の環境に合わせてこちらを参考にしながら方法を確立してみてくださいね。
育ててみたいと思ったら是非挑戦してみてくださいね!
それでは、しゃちでした。