しゃち
Shachi
ブログに訪問いただきありがとうございます。
1人で過ごすのが大好き、30代の女性です。園芸歴はいつの間にか20年越え。
だけど、ゆるゆるな感じで日々植物を眺めています。
このブログでは経験をもとに、植物栽培を始めたいという方の力になりたいと書いています。
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この記事は、 こんな方に向けて書いています
しゃち Shachi
▼1人でのんびり過ごすのが好きな30代女性
▼好奇心旺盛で色々挑戦する中、栽培歴が20年を超えているという事実が発覚。
日々ゆるゆると植物を育てている経験をもとに、みどりがある暮らしを楽しむアイディアをお伝えしています。
しゃち Shachi
▼1人でのんびり過ごすのが好きな30代女性
▼好奇心旺盛で色々挑戦する中、栽培歴が20年を超えているという事実が発覚。
日々ゆるゆると植物を育てている経験をもとに、みどりがある暮らしを楽しむアイディアをお伝えしています。
しゃちです。ブログにご訪問いただきありがとうございます。
時折日本を襲う台風。
台風が来ると風がとても強くて怖いですよね。
しかし、そうはいっても植物を栽培している以上対策をしないといけないことがあります。
今回は私の経験を交えつつ、台風が近づいているとわかったときにするべきことをお話します。
※すぐに対策手順を知りたい方はこちらをタップしてください。
台風が来るとわかったら何をすればいいのでしょうか。
ずばり、庭やベランダにある物を部屋の中に避難させることが大切です。
では、なぜ物を避難させないといけないのでしょうか。
それは勿論、飛ばされてしまうからです。
気象庁が風の強さごとの状況をわかりやすくまとめてくださっています。
是非一度確認してみましょう。
気象庁 \ 風の強さと吹き方(※外部サイトへ移動します。)
https://www.data.jma.go.jp/multi/cyclone/cyclone_wind_advisory.html?lang=jp
また、台風の定義は以下のように決まっているそうです。
熱帯地方で発生する低気圧のうち、東経180度以西の北太平洋及び南シナ海で最大風速がおよそ17メートル毎秒(風速8)以上になったものを台風と呼びます。平均風速25メートル毎秒以上の暴風が吹いている領域を暴風域、15メートル毎秒以上の強い風が吹いている領域を強風域と呼びます。
千葉県警察 \ 災害に対する基礎知識 https://www.police.pref.chiba.jp/keibika/safe-life_disaster-knowledge_07.html
外部リンク先として貼った気象庁の表だと、
「人は風に向かって歩けない。看板やトタン板が外れ始める」
くらいのレベルに当てはまるみたいですね。
こわ……
台風はものすごい風力で町を通り過ぎていきます。
物が飛ばされた場合もしかしたら何かにぶつかって壊してしまったり、最悪人に大けがをさせてしまうことも考えられます。
確かに、植物ひとつでもすごい力で飛ばされて誰かに当たったら大変なことになるかも……。
また、大切な植物だって飛ばされたら見つからなくなってしまいますし、仮に見つかったとしても飛ばされた時のダメージで枯れてしまうかもしれません。
人も植物も守るという点で最悪の状況にならないよう、台風が来る前に取り込み作業を必ず行いましょう。
数年前に通り過ぎた大きな台風。
人生で初めて経験するようなすごい暴風雨でした。
植物や資材類は全て部屋に取り込んでいたので大丈夫だったのですが……。
その後ベランダを見たら隣のベランダとの間に設置されていた仕切り板が見事に破壊されてしまいました。
風の威力を実感した瞬間でした。
では、具体的に何を室内に避難させるとよいのでしょうか。
この答えはこちらです。
台風など強風の日は必ず全て取り込みましょう!
すべて?
この全てとは文字通り”全て”です。
基本例外はありません。
ベランダにある物は全て室内に取り込みましょう!
重いものなら大丈夫だろうと軽視していると飛ばされることも十分あり得ます。
飛ばされなくても隣のベランダまで流されて被害が出てしまうことも考えられます。
台風の日のことを考えて普段からあまり運べないくらい重いものを置かないほうがいいかもしれないね。
台風が来るとわかって避難作業を進めていた時のことです。
当時高さ2mくらいある植物を育てていましたが、鉢もそれなりに大きかったことから、しまわなくて大丈夫と思ってしまいました。
しかし、いざ台風が来るとその植物がすごく斜めになって煽られていることが判明、慌てて取り込んだのです。
無事でしたが、風が強すぎて部屋に入れるのも本当に大変でした。
「すべてを室内へと移動させましょう」と上記でお話しましたが、それでもどうしても重すぎたり大きすぎたりして取り込めないものものがあるかもしれませんよね。
その時は、以下の方法を試してみてください。
この方法は、私が園芸店に勤めていた際にスタッフ全員で行っていた対策です。
ただ、それでも割れてしまうものはありましたし、転がってしまったものもありました。
最終手段にしておくのがいいかもしれないね。
では、台風が来るという情報を入手したらどう対策をしていけばいいのでしょうか。
作業順にお伝えします。
一つずつ見ていきましょう。
ニュースや天気予報サイトを確認して、何月何日何時頃から荒れ始めるのかを確認します。
私の場合、テレビを持っていないので天気予報サイトをいくつか見てチェックしています。
サイトにとって結構予報が違っていることがあるので、最低2-3ヵ所から情報を仕入れることをおすすめします。
台風が来る半日前頃になったら植物たちに一通り水やりを済ませておきましょう。
台風のあと一度住んでいたマンション全体が断水したことがありました。
幸い、すぐに復旧して数時間後には水が出るようになりましたが、状況によってはすぐに出ないこともあります。
スーパーで水が手に入れば大丈夫ですが、万が一のことも考えて水を予めあげておきましょう。
夏場だったり水が好きな植物を育てている場合は死活問題になる可能性があります。
ベランダや庭に置いてある物を全て中に入れるので、置くためのスペースを確保しましょう。
また、汚れたら大変なものはなるべく離れた場所に置いておきましょう。
この機会に全力で片付けと掃除しちゃってもいいかもね!
外に置いてある物を室内に取り込むため、床には直接置かないようにしましょう。
そのため、段ボールやレジャーシートなど下に敷くものを予め用意しておきます。
また、スチールラックなどの重量がある物の場合は、足の下に敷くため雑巾などクッション材になる物を一緒に用意しておきましょう。
植物や資材を床に直接置いてしまうと、以下のような問題が発生する可能性があるからです。
上記のような状態になると、賃貸物件の場合は最悪退去の時に修繕費用が発生してしまいます。
そうでなくても部屋の中が汚れてしまうのは嫌ですよね。
お部屋の中はきれいにしておくよう心がけましょう。
台風が来る少し前になったら水を汲んでおきましょう。
こちらは、「2. 水やりを済ませておく」でもお話しましたが、台風後断水している可能性があるからです。
ただ、早めに汲んでしまうと虫が卵を産みつけに来てしまうかもしれないので、できるだけ台風が来る少し前に行いましょう。
特に夏場は要注意ですね。
私はいつもバケツに水をためています。
植物が多い場合はバスタブに水を張っておくのも一つの手でしょう。
台風が来る少し前に1つチェックしておきましょう。
それは、植物に虫が付いていないかのチェックです。
虫のチェック?
植物を栽培している人の中には虫が発生するのが嫌だから外で栽培している人もいますよね。
そのため、室内に虫を持ち込まないようにできる限りいないか確認しておきましょう。
確認した方がいいのは以下の場所です。
いた場合は駆除しておきましょう。
でもやっぱり虫出てきたらと思うと怖い……。
どうしてもそのまま室内に持ち込むのに抵抗があるという方もいらっしゃると思います。
そんな時は植物をビニール袋で包んでしまうというのもありです。
大きい植物なら、植木鉢だけ入れて根元で結ぶのもいいでしょう。
こうすれば土の所に虫がいたとしても袋の外に出てくることは少ないでしょう。
また、45Lなど大容量の袋を用意しておけば大きめの植木鉢もある程度入りますし、土などの汚れが気になる資材も入れておくことができます。
結ぶときは必ず植物を締め付けないように気を付けましょう!
また、全体を包む場合も呼吸ができるように少し隙間を作っておきましょう。
蒸れ防止も兼ねてだね。
いよいよベランダの物を取り込むときが来ました。
冒頭でもお伝えした通り、ベランダにある物は全て部屋の中に入れます。
作業は余裕を持って行いましょう。
「4. 下に敷くものの準備」で用意しておいた段ボールやレジャーシートなどを下に敷きます。
スチールラックなどがある場合は床の凹み防止に雑巾などのクッション材も置いておきましょう。
移動させる部屋への扉や窓を全開にします。
その後、カーテンなどが汚れないように反対側へ移動させておきましょう。
ベランダにある物を順次室内に移動させます。
以下の順で取り込むと良いと思います。
家具類 → 資材類 → 植物
植物を先に取り込んで、後から運んだスチールラックが当たったら嫌ですからね……。
また、運び入れるときは部屋を傷つけないように十分注意しましょう。
床や窓はもちろんですが、特に壁も要注意です。
台風準備の時の話では無いですが、過去に一度賃貸マンションの壁紙をほんの一部剥がしてしまったことがありました。
原因はベッドを組み立てるときにフレームが壁に当たってしまったからです。
幸い自力で補修できたので退去時も請求されずに済みましたが、壁に物をぶつけないように十分気を付けようと思った出来事でした。
後は窓とカーテンをしっかり閉めて、台風が去るまでひたすら耐え抜きましょう。
カーテンを閉めると万が一窓が割れた時のけが防止になりますよ。
去るまでの間に植物を眺めたり、手入れをして時間をつぶしてもいいかもね!
台風が通り過ぎたら、ベランダに取り込んだものを戻して大丈夫です。
ただ、完全に通り過ぎたのを確認してから作業をしましょう。
雨降っている中だと危ないし、わざわざ作業をする必要も無いですからね。
今回は私の経験談も交えながら、マンションやアパートのベランダで栽培している人が台風が来る時にするべきことをまとめました。
普段なかなかしない作業ですが、いざというときはしないといけないことでもあります。
大変なことは無いので、台風情報が出た時は是非参考にしてみてくださいね。
それでは、しゃちでした。